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うれしい誤算続きで大忙し

6月は、うれしい誤算が続き、異常なくらい多忙な一か月だった。

 

 

事業承継問題の根深さ、幅広さを再認識するとともに、

その事業承継問題をソーシャルビジネスとして解決しようという

当機構への共感や期待を実感できることも多く、

多忙ながら、とても充実した月だった。

 

 

たとえば、こんな3つの出来事があった。

 

 

1.中小企業の承継者を募集 → 大企業の元社長や役員等から応募多数

 

 

当機構は、5000社の事業承継を実現するために、

10万人の承継者候補登録を目標に、日々募集を行っている。

 

 

中小企業は事業領域が限定的で、

地理的にも限定されたエリアで活動しているため、

承継者の希望と企業のマッチングを進めるには、点と点では進まないからだ。

今はまだ数百名だが、この登録が数千、数万名と増えれば、

いずれマッチング出来る確率も上がっていくと考えている。

 

 

毎月色々な企画と挑戦を行っているのだが、

今月は、その承継者の募集を、大企業の元社長や役員といった

ハイクラスの方々に対して行った。

 

 

すると、、、なんと事前想定の10倍超の方からご応募を頂いた。

 

 

中には、誰もが知るような上場企業の元代表取締役という方も、

何名もいらっしゃった。

 

 

これらの方々とお目にかかるのに大忙しだったわけだ。

 

 

そして、その面談がまたどれも、

とても中身の濃い、充実したものだった。

 

 

たとえば、こんな感じだ。

Q:「大企業の社長までやったのに、なぜ今回、中小企業の社長に応募されたのですか?」

A:「大企業の社長として、取引先の中小企業をどうしたら守れるか、ずっと悩んできた。

  中小企業がなくなれば、大企業だって無事ではいられないということは、

  大企業の社長をやったからこそ実感している。

  ずっとその答えを探してきたが、今までどれだけ探しても見つからなかった。

  (大企業の社長が探しても、既存のビジネスモデルの中に解決策はなかったのだ)

  だが、当機構の仕組みを聞き、本を読み、この仕組みなら出来るかもしれないと思った。

  もう、私利私欲は満たされたし、遊びにも飽きた。

  日本のために、子や孫の未来のために、本当の社会貢献のために、残る人生を使いたい。

  だから、私に出来ることがあれば何でも言ってほしいと思って、応募した。」

 

 

時節柄、オンラインの面談も多かったが、

時に不覚ながら涙がこぼれそうになるほどだった。

 

 

社会的な大役を成し遂げ、人間的にもはるかに成熟した目上の方から、

まだ出来て2年ほどの当機構の活動が認められ、期待され、

そして自主的な支援の申出まで頂くことが出来たのだから。

 

 

面談を通じて、お互いに志や方向性が合うことが確認できた方には、

当機構のアドバイザーとしての登録をご検討頂き、

多くの方に快くご承諾いただいた。

(そのうち皆様にも、お知らせ出来る日が来るのを楽しみにしている)

 

 

たとえ、流行りのベンチャー企業が、

多額の報酬を用意して協力を要請しても、

これだけの方々のご協力を得ることは出来ないだろう。

 

 

創業者の株式上場益といった私利私欲を目標としたり、

その協力の対価としてのお金を提供するだけでは、

既に十分に成功され、人間的にも成熟の域に達している、

本当の人格者のご協力を得ることは出来ないからだ。

 

 

こういった素晴らしい方々に認められ、

ご協力を得られるなら、

当機構はきっとこの先どんな困難があっても、乗り越えられる。

 

 

そして、いつか必ず5000社の事業承継は成し遂げられる。

 

いや、その期待にお応えするためにも、必ず成し遂げなければならない。

 

 

そう再認識できた1カ月だった。

 

 

2.地方銀行及び大企業に対して呼びかけ → 数10件のお返事

 

 

書籍の発売を機に、

全国の地方銀行の頭取と、大企業の社長あてに、

当機構との共同に関するご提案書を添えて、

お呼びかけをさせて頂いた。

 

 

誠に勝手ながら、

いわゆるDMを名だたる地方銀行の頭取や大企業の社長あてに、

お送りさせて頂いたのだ。

 

 

DMの返信確率は、常識的には1%以下だ。

まして、設立から2年程度の

いちソーシャルベンチャーからのDMなら、それ以下だろう。

そのため、数件反応があればよいかな?

と想定していた。

 

 

が、その返信は、なんと数10にも上った。

そして、今も日々増え続けている。

 

 

我々の仮説と、それに基づくご提案が、

先方の関心に合致していたのだ。

 

 

我々が10年以上かけて仮説、実験、検証、改善という

PDCAを回し続け、練りに練ったご提案は、

ようやく先方のニーズに合致する領域に到達したのだ。

 

 

これもまた、怒涛の面談につながった。

 

 

そして、面談をすれば、

より具体的な課題や方向性が明らかになってくる。

具体的な提携、共同につながる先も増えてきた。

 

 

いちソーシャルベンチャーが、

いきなり単独で世界を変えることなど、出来はしない。

(私は「夢は大空に、努力は足元に」という言葉を心得ている)

 

 

ただ、旗を掲げ、方向性と道のりを示すことは、今の我々にも出来る。

 

 

そして、日本を支える多くの銀行や大企業から当機構の活動が認められ、

共同して取り組むことが出来るなら、その活動は大きく飛躍する。

 

 

我々の活動の拡大には、多くの地方銀行や大企業との提携は不可欠だ。

 

 

そのカギとなるご提案を、

10年以上試行錯誤しながら探ってきた末に、

ようやく道が見えてきたのだ。

 

 

まだまだ、我々の活動はこれからだ。

が、同時に、10年以上諦めずにやってきた自分と仲間の活動が、

ようやく銀行や大企業に認められたという思いが募り、

少しだけ自分たちを褒めてもいいのではなかろうか、と思えた。

 

 

これも、うれしい誤算だった。

 

 

3.支援者の会の参加者が、過去最高を更新

 

 

コロナ対応もあり、昨日初めてZoomで支援者の会を開催した。

過去の参加者数は、毎回10数名ということが多かったので、

まったく人が集まらなかったらどうしよう・・・

という不安もあっての開催だった。

 

 

が、開催してみたら、過去最高の40名超にご参加頂いた。

 

 

北は北海道から南は四国・九州まで、

若い女性からシニアの男性まで、

移動の手間を省けるオンラインの良さを実感した会だった。

 

 

反面、オンラインでは、

なかなか当方の気持ちや本気度、熱量をお伝えしにくく、

また相手の反応がわかりにくいなどのデメリットもあったが、

今後もリアルとオンラインの良い点を融合しながら、

よりよいコミュニケーション手段を検討していきたいと思う。

 

 

その支援者の会の中でのご質問にもあったが、最近、

「支援者として応援したいのだが、具体的にどうすればいいの?」

というお問い合わせを頂くことが増えている(とてもありがたいことです)。

 

 

今は、

「正式な募集が出来るようになった際には必ずご連絡差し上げるので、

もうしばらくお待ちください」

とお伝えしている。

 

 

というのも、当機構は現在、支援者の方からの資金募集を行う為に、

法的に必要な許認可を金融庁から得るべく、審査を受けている最中だからだ。

 

 

その審査は、カンタンなものではない。

(大企業を含めても400社未満しかパスしていない)

が、当機構は年内にはその審査をクリアーして、

正式な募集を開始したいと思っている。

 

 

日本の為に事業を行う以上、

そしてさわかみグループの1社として事業を行う以上、

グレーな道は選ばない。

だから、我々は、たとえ難しくとも、王道を正面から進むことにした。

 

 

そのため、いましばらく時間はかかるだろうが、

もうしばらく、ご案内できるようになるまでお待ちいただきたい。

 

 

支援者の会については、コロナが収まれば、

またリアル開催(次回は8/25を予定)を予定している。

 

 

私が古い人間なのかもしれないが、やはり、

直接お会いして、顔を合わせて意見交換をさせて頂きたい。

 

 

多くの皆様と、直接お目にかかれる日を楽しみにしている。

 

 

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